第5回 未来と健康のための
高校生ビジネスコンテスト
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『第5回 未来と健康のための高校生ビジネスコンテスト』を
2024年3月17日(日)に開催いたしましたので、結果をお知らせします。
今回大会では『「いのち輝く地域社会に」~人々が明るく健康に住み続けられる地域社会を目指して~』
というテーマでアイデアを募集し、
総エントリーチーム数205件(エントリー校一覧はこちらから)と
多くのご応募をいただきました。
高校1年生のとき精神科医という職業を志すようになり、精神医学の勉強をしていくにあたって、様々な問題点に気づいたのが今回のビジネスプラン考案のきっかけです。AIを活用した全く新しい低コストなカウンセリングサービスを発表しました。審査員の方に僕が何をやりたいのかというのを理解していただいて、さらにそれぞれの企業の専門とする立場からのご意見も聞けて嬉しかったです。このテーマについてプレゼン前は徹底してリサーチを行い、このテーマについては世界で一番詳しいからどこを突っ込まれても大丈夫。という状態まで仕上げたのが勝因だと思います。将来の夢は精神科医です。VRに興味があるので、スタートアップを起業して精神医学的な分野から入っていき、いずれ世界を一変させるようなプロダクトを発表して世の中をひっくり返したいと思っています。
アプリを介して手書きのメッセージを匿名でやりとりするオンライン手紙作成サービス「レミノ」を発表しました。人のぬくもりを大事にしたいという発想からプランを考案。プレゼン用の台本を作らず、審査員の方に伝えたいことを大きな声で自分の言葉で話しました。結果を残せて嬉しいですが、グランプリを狙っていたので、悔しさも少しあります。テーマで設定されているターゲットが「地域の人」ですので、みんなが使えるとなると子どもから高齢者までニーズはさまざま。ターゲットを一つに絞らない、ターゲットを広くとるというのが難しかったです。まだまだ改善するべきところがあるとご指摘いただいたので、持ち帰ってブラッシュアップしたいと思います。
実は選ばれるとは思ってなくて、賞状をもらってやっと「やり切ったんだ!」いう気持ちになれました。東京大学で発表させてもらえて、とても貴重な経験になりました。僕たちはアクアポニックス(水耕栽培と魚などの養殖を掛け合わせた、次世代の循環型農業)のシステムをスポーツクラブへ設置し、収益を得るプランを発表しました。アクアポニックスと地元京都の新京野菜を育てるという着眼点は良かったと思うのですが、そこからプランに落とすのが難しかったです。考えてまとめた後でも文章やスライドを作ったりするのに、どれだけ分かりやすくできるのか?発表は何を話したらいいのか?削っていく作業が大変でした。次はもっとブラッシュアップしてプレゼンにのぞみたいと思います。
オンライン参加のため
表彰は代理のスタッフが登壇しました。
自分の祖先やルーツを調べる中で、貧富や身分の差があった時代について探求する機会がありました。そこで、格差社会を解消するために困っている人々の手助けをしたいと思うように。僕のプランは世界で最も小学校に通う子どもの割合が少ない南スーダンを助けるというものです。ユニバーサルな寄付アプリを開発し、その中で現地の情報を発信。社会問題について理解を得ながら、寄付によって小学校に給食を提供するというアイデアです。インドのゴアに留学している最中のプレゼンでしたが、ビジネスコンテストのスタッフの方がオンラインでの参加をサポートしてくださって、無事発表ができてホッとしました。ファイナリストのプランはとてもレベルが高く、受賞ができるとは思っていませんでしたが、横河電機賞に選ばれてとても感激しています。
僕たちは地域の介護施設と美容サロンを結びつける、施設向け訪問美容のマッチングサービスをビジネスプランとして発表しました。さいたま市浦和区の全介護施設に電話して、アンケート調査を受けてほしいと電話するだけでも想像以上に大変でした。プレゼンではそこを評価されたのが嬉しかったです。介護施設に電話したとき、最後に「がんばって!」って言ってくれる人がいたり、このサービスが実現したらすぐに登録したい!と言っていただいたり。プランを作っているときに、人って優しいなぁとか、あたたかいなと感じましたし、僕たちも協力をお願いされたら快く引き受けようと思いました。学校でプレゼンをすることはあっても、ここまでやり切ったことはなかったので、良い経験になったと感じています。
生活習慣の改善や医療者の負担軽減を目的として、不健康な生活で増えたモンスターを倒す健康管理アプリ「ヘルスリープ」を考案しました。
ビジネスプラン考案のきっかけは、地域の方へのヒアリングと、医師である父と話をしているうちに地元である兵庫県豊岡市の医療の現状を分かってきて、医療者が少ない地域でも地域医療体制を維持できる街にしたいと思ったからです。
健康に対するアイデアを一人でまとめるのに苦労しましたが、発表では緊張してしまうのではないかと不安も感じていました。しかし、自分の意見を持ってスライドに思いを込め、いつもの自分で発表することで、みなさんに伝わると実感できて良かったです。
今回の受賞を通して、一人で何かに挑むことに対して自信がついたので、さらに視野を広げてさまざまなことにチャレンジしていきたいです。
順不同
最終審査ではテーマ理解度、発想の革新性、実現可能性、熱意、プレゼンテーションの5項目にそって審査しました。
各チームが今回のテーマである『「いのち輝く地域社会に」~人々が明るく健康に住み続けられる地域社会を目指して~』について、それぞれのビジネスプランに真っ直ぐな想いを乗せて発表いただき、非常に熱のこもったコンテストとなりました。厳正なる審査の結果、見事グランプリに輝いたビジネスプランは、芝高等学校のチーム「猫耳.online」が発表された「Virtual Counselor」となりました。
次の点が非常に高く評価され、グランプリを獲得しております。
ビジネスの目的・意義が明確であった。AIを活用した新しいカウンセリングサービスという発想の革新性を評価。
発想・アイデアだけでなく、実現性のあるサービスとしてのプランを描けていた。
プレゼンに対する準備が良くできていた。入念に下調べがされており、熱意・想いを非常に感じた。
このビジネスコンテストは2020年から始まり、今回で第5回目を迎えました。
また、今大会より募集対象を全国の高校生に拡大いたしました。
それにより、今回のビジコンは、それぞれが住む地域社会の課題解決のため、実体験をもとに閃いたアイデア、グローバルな視点など、様々な観点や想いのこもったビジネスプランがこれまでよりも多く寄せられました。
大会は遠方からも視聴できるようオンラインでも配信させていただき、沢山の方にご視聴いただけました。
このような盛況のうちに無事終えられましたのも、皆様のご協力のおかげと考えます。
心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
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