チーム医療 私たちの副作用対策
2025.02.10

第1回神奈川県東和薬品オンコロジーセミナー
「がん薬物療法体制充実加算、迷う君へ」 講演要旨

座長
座長:神奈川県立足柄上病院 薬剤科
原田 知彦先生
演者
演者:北里大学病院 薬剤部
稲野 寛先生
演者
演者:国家公務員共済組合連合会 横浜南共済病院 薬剤科
横山 敦先生
演者
演者:けいゆう病院 薬剤部
小澤 有輝先生

座長:
神奈川県立足柄上病院 薬剤科
原田 知彦 先生

演者:
北里大学病院 薬剤部
稲野 寛 先生

演者:
国家公務員共済組合連合会 横浜南共済病院 薬剤科

横山 敦 先生

演者:
けいゆう病院 薬剤部
小澤 有輝 先生

 令和6年度診療報酬改定では、外来がん化学療法において医師の診察前に薬剤師がアドヒアランスや副作用等について評価し、医師に情報提供、処方提案等を行う薬剤師外来に対する評価として、がん薬物療法体制充実加算が新設されることとなった。本セミナー開始時に行われた視聴者アンケートでは、「すでに医師の診察前に介入を行っている施設」が26%あり、加算の取得予定については「取得する予定」が54%、「取得予定はない」が10%、「取得予定はわからない」が34%との回答であり、介入を行っていない・取得予定がない理由の多くに「人員不足」が挙げられた。(図1)
 本セミナーでは、薬剤師外来を運用している3施設から開設経緯・運用・課題などについてご講演いただき、後半のディスカッションでは各演者の疑問について意見交換を行っていただいた。

図1 開始時アンケート結果