コーティング技術

FINEST-Pow®

FINEST-Gran®

FINEST-Core®

ファイネスト

服用時の苦味抑制や徐放性など、さまざまな機能を機能性粒子に持たせるためのコーティング技術

技術のヒミツ

原薬の苦味抑制や、持たせたい機能(徐放性、腸溶性、分散性向上など)に合わせて、「FINEST-Pow®」「FINEST-Gran®」「FINEST-Core®」の3種類のコーティング技術をもっています。

技術のきっかけ

お薬の効き目のもととなる原薬には、苦味のあるものが多いため、OD錠として口の中でとけた際、原薬の苦味を感じることがあります。苦味を感じにくくなり、より飲みやすいお薬となるよう、苦味を包み込む技術を開発しました。
ファイネスト パウ

FINEST-Pow®

パウダー状の原薬などに機能性ポリマー(コーティング剤)をスプレーコーティングすることで、原薬などを包み込んでいます。
ファイネスト パウ

FINEST-Pow®

パウダー状の原薬などに機能性ポリマー(コーティング剤)をスプレーコーティングすることで、原薬などを包み込んでいます。
ファイネスト グラン

FINEST-Gran®

原薬を造粒して粒子の形を整えてからコーティングすることで、均一にコーティングしています。
ファイネスト コア

FINEST-Core®

球形の糖類などを核に用いて、そこに原薬をコーティングし、さらにその上から機能性ポリマー(コーティング剤)をコーティングしています。丸い形(球状)になるため、押し固めてOD錠をつくる際に粒子同士の重なりが軽減されます。その結果、分散性が維持されます。
FINEST-Pow®
FINEST-Gran®
FINEST-Core®

技術の特徴

苦味を包み込み、苦味を感じにくくする
徐放性や腸溶性の機能を持たせることもできる
目的に合わせた複数のコーティング技術

関連する技術は?

関連する技術は?

RACTAB®技術

「とけやすさ」と「硬さ」という相反する性質を高いレベルで両立することを目指した、水なしでも飲めるOD錠(口腔内崩壊錠)をつくる技術
詳しく見る

ARTICRE®技術

原薬の原子が規則正しく並んでいる状態を、不規則に並んだ状態あるいは分散させることで、お薬の溶解性を向上させる技術
詳しく見る