OD化技術
RACTAB®技術
ラクタブ
「とけやすさ」と「硬さ」という相反する性質を高いレベルで両立することを目指した、水なしでも飲めるOD錠(口腔内崩壊錠)をつくる技術

技術のヒミツ
水なしでも服用できるOD錠は、錠剤の中に隙間ができるよう作るため、もろくなりやすく、取り扱いに注意する必要がありました。RACTAB®技術では、錠剤の形に押し固めた際、速崩壊性粒子の凸凹の形がうまく合わさることで硬度が高まり、普通の錠剤と同じように取り扱うことができます。
技術のきっかけ
高齢や合併症などで飲みこむ力が弱くなったり、水分摂取を制限されている患者さんにも、飲みやすいお薬をお届けしたい。また、外出先などどこでも必要なときに水なしでも飲めるお薬をつくりたい。そんな想いから誕生したのが、RACTAB®技術です。

※動画はイメージです
粒子への工夫で、水を加えると”すき間”ができる。
当社が独自に開発した速崩壊性粒子を用いることで、少量の水を加えると錠剤内部にすき間ができ速やかに水が浸透していきます。こうすることで唾液だけで速やかにとけやすいOD錠になります。
速崩壊性粒子(糖類+崩壊剤)
口の中ですばやくとける

機能性薬物粒子(原薬含有)
苦味を包みこんだ小さい粒子

※動画はイメージです
粒子への工夫で、
水を加えると
”すき間”ができる。
当社が独自に開発した速崩壊性粒子を用いることで、少量の水を加えると錠剤内部にすき間ができ速やかに水が浸透していきます。こうすることで唾液だけで速やかにとけやすいOD錠になります。
速崩壊性粒子(糖類+崩壊剤)
→ 口の中ですばやくとける

機能性薬物粒子(原薬含有)
→ 苦味を包み込んだ小さい粒子

RACTAB®技術の特徴
苦味を包み込む
ザラつき感の軽減
錠剤にするときの硬さのバランスを調整
湿度への対応
甘みや香りを加えてさらに飲みやすく