リズムに合わせて

知っておいてほしい事

音楽療法は全国各地で行われており、その一つにミュージック・ケア(日本ミュージック・ケア協会)があります。 だれでも、どこでも、いつでも気軽に楽しめるミュージック・ケアは、コミュニケーションや「間」を大事にしています。 そのすべてをお伝えすることは不可能なため、ここではその一部を紹介したいと思います。

みんなで
挑戦することが基本

親子で挑戦することも大切ですが、集団で音楽療法を受けることにより、「待つこと」「譲ること」が学べます。 声を出して話しかけたり、リズムについていくために、動きに合わせて声かけもします。

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実施ポイント

Point1
テンポよく

リズムに合わせて太鼓をたたきます。
自分以外の順番はたたかず待てたかな?

Point2
楽器がなくてもOK

お腹やおしりをたたく動きは、楽器など道具が必要ありません。
電車やバスを待っている間などでもできるかな?

Point3
ソーシャルスキルトレーニング
(SST)にもなります

準備やお片付けが自分でできたかな?
他の人の応援ができたかな?
はじめと終わりの挨拶もできたかな?

チェックポイント

♪パンパン

  1. ①道具の準備や片付けが丁寧にできたか
  2. ②太鼓をたたくまで待てたか
  3. ③リズムに合わせて2回たたけたか
  4. ④適度な強さでたたけたか
  5. ⑤自分の順番以外は、たたかなかったか

♪クルックルッ

  1. ①指示通り体をさわれていたか
  2. ②リズムが早くなってもついて行けたか
  3. ③人差し指がくっついたか