省資源・資源循環・汚染防止

省資源・資源循環および
汚染防止の取り組み

資源・エネルギーや食糧需要の増大、廃棄物発生量の増加が世界で深刻化しており、持続可能な形で資源を利用する「循環経済」(サーキュラーエコノミー)への移行を目指すことは世界の潮流となっています。廃棄物については、2016年の世界経済フォーラムにおいて、2050年までに海洋プラスチックごみの量が重量換算で魚の量を上回るとの予測が報告されるなど、地球規模での環境汚染が深刻な問題となっています。当社グループでも循環型社会への貢献を目指して、積極的に省資源・廃棄物の再資源化に取り組んでいます。また、事業活動に伴う、大気、排水、土壌に対する汚染防止対策も適切に行っています。

省資源の取り組み

原料に使用するPTPフィルムの薄肉化や個装箱での再生紙の使用などの取り組みを行っています。

取り組み対象製品
PTP フィルムの厚み変更(薄肉化)一部製品
ボトル包装容器内のPEチューブを一部製で廃止一部製品
個装箱への再生紙使用ほぼ全製品
PTPの透明ピローを廃止してバンドへ変更一部製品
PTP~個装箱サイズの最適化一部製品

廃プラスチックの再資源化

廃プラスチック類は全廃棄物の中で最も多くの割合を占めており、特に注力して再資源化の取り組みを進めています。
再生技術を持つ廃棄物処理業者と連携し、PTPシートや空容器やストレッチフィルム(*)などは再資源化することで、環境負荷低減を目指しています。

  • PTPシート

  • 空容器

  • フォーミング抑制剤

  • ストレッチフィルム

  • エコ再生100%ゴミ袋

(*)ストレッチフィルム:原料・製品などの荷崩れ防止用ラッピング
フィルム

岡山工場でスクラバー
(排気処理装置)を導入

岡山工場では、2023年の排水処理施設更新に合わせて、造粒機、コーティング機で使用するエタノールガスの大気排出を抑制するため、スクラバー(排ガス処理装置)を導入しました。

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