先輩インタビュー

先輩インタビュー 03

自分が開発した技術を、
より多くの薬に適用できるように

R&D本部 基盤技術統括部
基盤研究部 第一課

Y.Y.(2019年入社)

たくさんの命を救える薬の開発に憧れて薬学部へ。
目標は、現在の技術を超えるものを開発すること。

薬剤師と研究者を比較したときに、ひとつの薬の開発で、より多くの人を救えることに魅力を感じ、大学は6年制ではなく4年制の薬学部へ。卒業後は大学院に進学し、化学療法の副作用を抑える抗がん剤のドラッグデリバリーについて研究していました。現在の仕事とは異なる分野の研究です。
就職活動中は、製薬会社への入社を目指していました。教授からの紹介を受け内定したため、当社以外の選考は受けていません。面接のときに「品目開発や製剤の分野で働きたい。現在の技術を超えるものを開発したい」と伝えたところ、入社後は基盤技術統括部に配属となりました。

基盤技術統括部で、苦味マスキングの研究に携わっています。
苦労の末、特許出願できたときは嬉しかったです。

現在は薬の苦味を抑えるなど、より飲みやすくしたりする技術の開発をしています。物理的に薬を覆い、マスキングする苦味マスキングが中心です。当社は研究の自由度が高いと思います。毎年1回は新たな研究テーマを立案していますが、上司にはいつも背中を押してもらえます。
最近嬉しかったのは、私が中心となって研究したテーマから特許出願ができたこと。特許の出願にはたくさんのデータが必要で、データを取るまでにも実験や検討を重ねる必要があります。出願までに2年かかりましたが、とても嬉しかったです。

限られた時間の中で、結果を出す難しさを感じていた時期も。
今の目標は、面倒見のよい上司になることです。

入社1年目に感じたのは、学生時代とのギャップ。限られた時間の中で効率よく仕事し、結果を出すことは、学生生活とは異なり大変だと感じていました。エルダー制度で先輩社員や上司からアドバイスをもらいながら、だんだんと状況に慣れることができました。
理想の上司は、仕事には厳しいけれど、それ以外の部分では一緒に食事をしたり、ざっくばらんに相談を聞いたりメリハリある人。面倒見のよい上司になりたいです。まずは今いる部署で、研究に取り組み、しっかり知識を身に付けていきたいですね。

※エルダー制度:入社から3年間、新入社員一人に対し先輩社員がフォローする制度。

[ Y.Y.さん]のある日のスケジュール

R&D本部 基盤技術統括部
基盤研究部 第一課

始業時にメールチェックや、その日のやることを確認。終日試作や検討をおこなうことがほとんどです。昼食は会社で仕出しのお弁当を食べます。あたたかいお味噌汁が美味しいんですよ。今は、妻と二人暮らしなので、家事は当番制。夕食も交代で作ります。後はテレビを見たり趣味の晩酌をしたり、今後も家族との時間を大切にしていきたいです。

[ Y.Y.さん]の
ある日のスケジュール

R&D本部 基盤技術統括部
基盤研究部 第一課

始業時にメールチェックや、その日のやることを確認。終日試作や検討をおこなうことがほとんどです。昼食は会社で仕出しのお弁当を食べます。あたたかいお味噌汁が美味しいんですよ。今は、妻と二人暮らしなので、家事は当番制。夕食も交代で作ります。後はテレビを見たり趣味の晩酌をしたり、今後も家族との時間を大切にしていきたいです。

学生の皆さんへ
メッセージ

当社はキャリア関連の制度が充実しており、キャリア形成がしやすい環境です。私自身、入社時は明確なビジョンがありませんでしたが、少しずつどのような人材になりたいか見えてきました。
就職活動では一喜一憂することもあると思いますが、前を向いてがんばってください!

※内容や経歴はインタビュー当時のものです。

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