職種紹介Job introduction

研究技術

Research technology

技術と経験を活かして、
より飲みやすく、扱いやすい製品を開発

新製品の企画、原薬の研究、製剤設計からスケールアップを経て生産へ。
そして、販売後の安全管理や品質保証まで、研究技術にはさまざまな仕事があります。

  • 企画

    製品の目標プロファイルや知財戦略を作成し、新製品の開発や改良改善を推進しています。

  • 基盤技術開発

    高付加価値で高性能な製剤を創り出すための、新しい技術を構築しています。

  • 製剤開発

    〈RACTAB技術〉を始めとする、飲みやすく、扱いやすい製品を開発。当社が理想とする製品を実現しています。

  • 分析

    原薬から製造にいたるまでの“ものづくり”の基礎となる分析業務を担当しています。

  • BE(臨床試験)

    総合力に優れた製品づくりのための臨床開発をおこないます。また新分野での薬剤開発に関する調査・企画も担っています。

  • 原薬開発

    製品個々に最適・最良な合成プロセスや製造方法を確立させるための研究をおこなっています。

  • 品質保証

    ジェネリックの製造販売に必要な安全性、有効性を証明するデータや資料を収集。高品質な医薬品を届けます。

東和薬品の研究技術の業務は、ジェネリック医薬品メーカーでは珍しく、原薬の合成プロセスの研究から薬作りに取り組むことで、飲みやすく、扱いやすい製剤の開発に取り組んでいます。
また、製剤開発の現場だけでなく品質保証の観点からも製品づくりへの改善提案をおこなうなど、他のさまざまな部門と協力をしながら、東和品質の維持と製品総合力No.1の製品づくりに取り組んでいます。

“飲みやすく、扱いやすい”
製品づくり

正しく服用いただくための、
飲みやすさの工夫

薬を正しく服用いただくためには、飲みやすさがとても重要です。東和薬品では、飲みやすい製剤の開発に力を入れて取り組んでいます。

水なしでも飲める
「口腔内崩壊錠(OD錠)」

口の中ですばやく溶けるので、飲みやすいのが特徴です。

苦味を感じにくくする「マスキング技術」

苦味を包み込む技術や味・香りをつける技術などを使って、薬をさらに飲みやすくする工夫を加えています。

成分は同じで、小型化の工夫

錠剤は小さすぎると扱いにくかったり、大きすぎると飲みにくかったりするので、一般的には7mmから8mm位の大きさが好まれると言われています。
錠剤の小型化をおこない扱いやすく飲みやすい大きさの錠剤にしています。

ザラつかず飲める「微粒子化」

粒子を小さな球状にすることで、薬を飲んだ時のザラつき感を抑えています。

薬の形状を変える工夫

例えば、カプセルを錠剤に、錠剤を内用液にするなど、薬の形状を変えて飲みやすくする工夫をしています。

服用時や医療現場での
扱いやすさの工夫

患者さんや医療現場で扱いやすい製剤の開発、
包装の工夫に取り組んでいます。

見分けやすくする「パッケージの工夫」

薬の飲み間違いを防ぐために、パッケージが見分けやすいような工夫をしています。

分割しても何の薬かわかる工夫

錠剤の割線を認識して、割線の位置に合わせた印刷が可能です。これにより分割後も判読しやすい表示を実現しました。

光による変色・変質を防ぐ「光安定性」

錠剤へのフィルムコーティングや遮光性の高い包装材を採用して、光による製剤の変色や変質を防いでいます。

一包化調剤にも対応できる「耐湿性」

一回服用分ごとに薬を分包する一包化調剤は、薬を取り出す手間をなくしたり、飲み間違いや飲み忘れを減らしたりできます。 この一包化調剤に対応できるように、湿度による品質の低下を防ぐ工夫をしています。

医療機関のシステム化への対応

調剤業務の効率化や医療事故防止のため、PTPシート1錠毎にGS1コードを表示する取り組みを進めています。

東和独自のRACTAB技術

東和薬品が独自に開発した『RACTAB( Rapid and Comfortable Tablets)技術』。
「とけやすさ」と「硬さ」という相反する性質を高いレベルで両立することを目指した、水なしでも飲めるOD錠(口腔内崩壊錠)をつくる技術です。
また、苦味を包みこむ技術なども採用しているので、口の中で薬がとけても苦味を感じにくくなっています。

特徴

  • ・苦味を包み込む
  • ・ザラつき感の軽減
  • ・錠剤にするときの硬さのバランスを調整
  • ・湿度への対応
  • ・甘みや香りを加えてさらに飲みやすく
東和品質の製品づくり 製品開発

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