[ 東和社員 ]
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クロストーク

クロストーク 05

コア事業で培った経験を
より幅広い領域へ活かす

新たな市場、事業分野で
東和薬品の明日を拓く

[ Member ]

  • M.Y.

    M.Y.(2011年入社)

    国際事業本部
    グループ連携推進部兼欧米地域事業部

    課長補佐として、海外のグループ会社との連帯兼交渉を一手に引き受ける。英語を始めとした言語サポートはもちろん、研究開発から製造にいたるまで、東和品質を世界に届けるための窓口として日々活躍中。

  • K.S.

    K.S.(2017年入社)

    事業推進本部
    デジタル事業推進部
    万博企画推進課

    東和薬品の「これから」を支える、新規事業の開発に取り組む毎日。2025年の大阪・関西万博のプロジェクトにも参加。家では子煩悩なパパだが、子供との遊びの中でも「これは事業になるかも?」と気付くことも。

  • S.S.

    S.S.(2009年入社)

    経営戦略本部
    経営戦略部

    研究職希望で入社の後、生産を始めさまざまな部署での経験を積み、現在は経営戦略本部に在籍し、課長として活躍中。中期経営計画の策定など、経営面から東和薬品の「未来」を支えるエキスパート。

新規事業や海外の新規市場開拓など、さまざまな部署と連携しながら
東和薬品の企業理念に沿った経営戦略を立て、未来を考える。

経営戦略本部は、約4年前にできた比較的新しい部門です。企業理念に沿った経営方針を、毎年ブラッシュアップしていくのが大きな役割のうちのひとつです。また、中期経営計画の策定というものが3年に一度あります。コア事業であるジェネリック医薬品事業の品揃えをどうしていくべきか、といったことも、経営戦略の観点から検討していくのも大事な仕事ですね。また、投資やM&Aに関わることも多くあります。例えば、他本部が投資をするにあたって、その投資が会社の方向性と合っているのかということを確認や判断をします。

S.S.

東和薬品は2020年にスペインの
会社を買収しグループ会社とすることで、Towa Pharma International Holdings, S.L.がスタートしました。そのグループ会社との研究開発や製造において、日本とどのように連携していくかを推進するために発足されたのが国際事業本部 グループ連携推進部です。Towa Pharma International Holdings, S.L.にも多くの本部があるので、例えば言語なども含めたいろいろなサポートをおこなっています。

M.Y.

事業推進本部は、「新規事業」の企画・開発や販売業務統括、そして「DX推進」や「IT戦略」の検討といった多岐にわたる業務を推進する部門です。その他2025年大阪・関西万博に係る業務も役割のひとつです。私は万博企画推進課の所属ですが、万博関連の業務に加えて、新規事業の企画開発プロジェクトにも携わっています。会社の大きな方針のひとつである「新規事業」では、健康関連事業における「未病」や「予防」領域を中心とした事業開発をおこなっています。具体的には、医療データやPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)といったデータの基盤となるプラットフォームの構築、その基盤を通じて提供する個々人に合わせたソリューションの開発です。健康食品を含めた商品・サービスを提供することで、一人ひとりの未病や健康増進に貢献することを目指しています。

K.S.

ジェネリック医薬品というコア事業で培った信頼があるからこそ
より幅広い領域での新規事業やサービスを提供することができる。

企業理念にも挙げられている、私達は 人々の健康に貢献します――この精神はコア事業だけではなく、新規事業の企画開発でも大切にしています。より良い製品を世の中に出すためには、品質保証は当然ですが、サービスそのものの効果があるのかといった側面においても、しっかりとエビデンスの創出を意識していますね。コンプライアンスの遵守や、コア事業で培った経験や信頼といったものをしっかりと守った上で、人々に対し、より幅広い領域から予防や健康に貢献できるサービスを考えていく――そういう姿勢は、やはり東和薬品らしさと言えるのではないでしょうか。

K.S.

東和薬品はモノづくりを続けて
きた会社なので、コア事業に関わらず「何かを作る」ということに、非常にこだわりがあります。特に品質へのこだわりはもっとも重要なポイントのひとつだと思います。
新規事業においても、例えば健康食品の枠だけにとらわれることなく、ジェネリック医薬品の大手メーカーだからこそ可能な品質保証があると思います。ジェネリック医薬品事業でも、新規参入事業でも、その市場に後から入っていくことを考えたとき、すでにそこにあるものと同じものを作っても意味はありません。その時に、本当に良いものとは何だろう、必要とされているものは何だろう、と考える。今、顕在化している課題だけではなく、その先をきちんと考え、見通した上で東和薬品にしか開発できない製品を世に送り出さなければならないと思います。

S.S.

そもそも新規事業を考える上で、医療現場にいらっしゃる医師や薬剤師の方たちの意見をうかがい、生活者の方に何が一番必要なのかをリサーチすることが何より重要だと思います。
実際、Hanaサポートも、患者さんが薬を全部飲むことができない、いわゆる残薬という社会問題に貢献したい、という考えから始まった服薬支援のための開発プロジェクトです。でも、実際にHanaサポートのサービスを患者さんに提供していくためには、薬局の方たちに間に入っていただくことが必要です。やはりこれは、ジェネリック医薬品というコア事業で培った関係性、信頼関係があってこそ、新規事業を開発することが出来る、ということなのだと思います。※東和薬品が提供する患者さんの正しい服薬をお手伝いするアプリ

K.S.

日本と海外では医薬品に対する意識そのものが異なります。
その上で東和薬品ならではの付加価値を伝えることが重要

医薬品で言えば、アメリカやヨーロッパ、日本ではだいたい同じような品質に関する基準があります。でも、日本で求められている製品が同じように海外の市場でも求められているか、というとそうではありません。逆の場合も然りです。また、海外と日本ではニーズに対する考え方や条件が大きく異なることもあります。
例えば、日本だと処方されたシートの薬はきちんとその中身が見えるような包装でないと不安だ、と感じる方が多いんです。薬がちゃんと入っているのか、形状がどんなものかわかるように透明になっていますよね。一方、ヨーロッパでは別に見えなくても気にしない。アルミでカバーされていることがほとんどです。アメリカではシートではなく、ボトルにまとめて入っていて、必要な分だけパッと取り出して飲むというスタイルです。

M.Y.

アメリカの製剤とか、本当に
大きいですよね。国民性もあるかもしれませんが、日本人の方が、より細かい部分に気を遣うというか、飲み込みやすさ、溶けやすさといったことに着目する傾向にあると思います。

K.S.

同じ薬であっても、日本では嚥下障害のある患者さんにはOD錠が必要になるのではないか、というような発想になるのですが、海外ではそういった考え方はあまりありません。でも、海外市場にもそういったニーズはあるかもしれないですし、それをどうやって掘り起こしていくかというのが、この海外事業展開では常に課題です。

M.Y.

新規事業は長期的に取り組み、少しずつ成果を上げるもの。
「今はないサービス」を生み出すことにやりがいを感じます。

私は営業も経験していて、そのときは売上という数字で達成感を感じることができたのですが、今の新規事業ではなかなかそれは難しく。新たな領域で利益を出すために、0から仮説を立て、事業として成り立たせることに難しさを感じています。でも、「これまでにない取り組みを考える」、「今はないサービスを企画する」ということには、とても面白さとやりがいを感じています。

K.S.

私にとっては、やはり
Towa Pharma International Holdings, S.L.のM&Aがひとつの大きな転換になったのではないかと思います。それまではアメリカでの事業開発に携わっていました。実際にパートナーとなる企業、取引先を探すにあたり、本当にたくさんの企業に足を運びました。実際に会って話をしましたが、文化の違いなども含め、難しさを感じることも多くありました。
そういった経験をした上で、M&Aが成功したときは、東和薬品の海外事業展開としても、自分自身としても「一歩踏み出せた」という実感はありましたね。

M.Y.

私は、約2年前に発表し現在進行している第5期中期経営計画にも携わっているのですが、発表までに社内で積み上げ、考えてきた内容を経営層と認識をあわせることを何度も繰り返しました。それがようやく社外に出たとき、アナリストや記者の方たちから良い反応、反響をたくさんいただきました。その時の感覚は今でもよく覚えています。

S.S.

キャリアの選択肢は無限にあります。興味を感じたのなら挑戦してみればいい。常にオープンであることが大事です。

仕事柄、海外の方と話をする機会が多いのですが、どうやってステップアップしようか、自分にとっては何が専門なのか、ということをきちんと考えている。
これは東和薬品という会社に限らず、社会人になったら、自分自身に責任を持つことで、選択肢は無限にあると思います。ひとつの仕事に縛られることはない。自分で興味があると感じたものがあるのなら、挑戦してみればいい。そのためにも、常にオープンに選択肢を広げておくのが大事なのではないでしょうか。

M.Y.

これから東和薬品に入社される
皆さんも、きっと自分なりのキャリアを考えていると思いますが、必ずしもその通りにいくものではありません。私自身、研究職で応募したのですが、生産で採用されました。それが将来のキャリアにとって近道なのか、回り道なのかはわかりません。ただ言えるのは、今の仕事が自分のやりたいと思っていたこととは違っていても、きちんと真剣に取り組むこと。好き嫌いではなく、目の前の仕事を大切にする、ということですね。正直、まさか自分が経営戦略本部に来ることは思いませんでしたが、振り返ってみれば、生産本部時代から頑張ってきた一つひとつの仕事が、点で終わるのではなく、線としてつながっていたんだな、と実感しています。

S.S.

仕事の経験や知識だけでなく、人とのつながりや人脈といった部分でも、それは大切なことだと思います。
東和薬品は製造から販売まで一貫して手掛けています。さまざまな仕事の中から、自分がやりたいと感じる仕事がきっと見つかると思います。また、私が所属している事業推進本部でおこなっている業務のように、新しいことに挑戦できる環境もあります。自分自身のキャリアを考えながら、前向きに、何をやりたいかを宣言できる。そして、それを実現しようと動いてくれる会社です。そういったキャリアを前向きに考えていける方と一緒に仕事ができたら嬉しいですね。

K.S.

※内容や経歴はインタビュー当時のものです。

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