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クロストーク

クロストーク 06

管理系職種のやりがいと
キャリア形成

若手社員が考える、
企業の基盤を支える
「品質の高い」仕事とは

[ Member ]

  • O.N.

    O.N.(2019年入社)

    管理本部
    法務部
    法務課

    契約書の作成・審査のほか、各部署からの法律相談などを担当。入社以来、法務部一筋の「東和薬品、守りの要」。

  • S.H.

    S.H.(2018年入社)

    人事本部
    キャリア開発部
    営業人事課

    MRを経て、自身の希望により人事本部に異動。それまでの営業キャリアを活かし、現在は営業本部の人材育成とキャリア支援を担当。

  • Y.C.

    Y.C.(2018年入社)

    購買本部
    原料購買部
    原料管理課

    MRを4年経験後、現在の購買本部に異動。医薬品を製造する上で必要な必要な原料(原薬や添加剤など)の調達を担当。今後のキャリアも見据え、英語を勉強中。

  • S.J.

    S.J.(2019年入社)

    経理財務本部
    経理部

    財務数値の作成と社内外への報告、また資金調達など、入社以来、東和薬品の未来を「数字」で支え続けている経理のプロフェッショナル。

現在も山形工場の増設という非常に大きなプロジェクトが進行中です。金額的にも非常に大きい。会社内でもさまざまな部署との連携が必要です。

法務部法務課の業務の多くは、契約書の作成・審査と法律相談です。契約書の作成・審査については、契約書を締結したことで、将来にわたって当社に大きな不利益が生じないように、また、取引の実態に即した契約内容にするために、締結前に契約書の作成・審査をおこなっています。例えば、医療機関・薬局との売買契約、試験委託契約、共同研究契約等があります。法律相談は、例えば、取引先とトラブルになった、新規事業における法的なリスクを知りたい、締結済みの契約はどんなリスクを孕んでいるか、といったご相談をいただきます。担当部署にヒアリングしたうえで、回答を検討しています。

O.N.

私が所属している営業人事課は、
営業本部の皆さまの人材育成や、キャリア支援を主におこなっています。私の担当としては、新入社員の研修や、資格を保持しているMRの継続教育などがメインですね。新人研修の場合は、現場に出る前に必要となる知識やマナーの習得、販売のロールプレイングなどを企画、実施しています。継続教育では、MRを続けていくための知識を、学術部や他の部署とも連携を取りながら研修・実習していき、知識や見識を維持していただけるようにサポートをしています。

S.H.

私は購買本部の原料管理課に所属しています。医薬品を作る上で必要な原薬や添加剤等を調達しています。そのため、社外とのやり取りも多く、商社やメーカーと、納入時期の調整や価格交渉などもおこないます。
社内では納期調整も担当しています。さまざまな要因で納期通りに注文した製品が入らないこともあるので、その際に生産管理課などと連携をして納期調整をおこないます。

Y.C.

経理部の仕事としては、
財務数値の作成と、社内外への報告が大きな仕事ですね。また、特に当社のような企業の場合には、設備投資など、さまざまなものを購入するので、そのための資金を銀行から調達する、という役割もあります。その際に、法務部と契約書の確認や、内容の相談をしたりしますね。まさに今、山形工場の増設をしているところで。第三期工事をおこなっているところなのですが、計画公表時の予定では約537億円かかります。非常に大きなプロジェクトなので、法務部をはじめとして、さまざまな部署との連携が必要です。

S.J.

新入社員に最初に伝えるのは、法令遵守の重要性です。新人研修期間を通し、この業界で必要となる知識を伝えるのが私の役目です。

営業職として東和薬品の社員になった方たちに最初に伝えるのは、MRにはさまざまな決まりがあり、それを守って活動しなければいけない、ということです。まだ医薬品業界というもののイメージが湧いていない新入社員に対して、法令遵守の徹底や決まりを覚えてもらう、というのはとても難しい。でも、それを身に付けてもらうことが私の役割なので、4か月間の新人研修期間に、しっかりと指導やアドバイスが出来るよう努めています。新人研修の次は2か月間のOJTがあり、先輩方に同行して業務を経験した後、10月からは担当を持って活動することになります。その数か月の間で、MRとして必要な製品の知識、疾患領域(がんや呼吸器・循環器など13に分類)に対する知識を身に付けてもらわなければなりません。そこは、苦労もありますが、やりがいも感じます。

S.H.

私が担当している仕事だと、
例えば原料が一番分かりやすいと思います。ここ数年、医薬品の安定供給は、業界全体において非常に大きな課題になっています。こういった状況の中で原料を予定通りに調達できない、ということになると、その後の生産計画や販売計画に大きな影響が出てしまいます。それは、最終的に、患者さんの手に必要な薬が届かない、ということになってしまいます。
とは言え、原料調達は注文したら一週間で届くわけではなく、基本的には数か月かかる仕事。その期間を見込んで、他部署もプランニングをおこないます。何かしらの理由でひとつの原料の入荷が遅れるだけでも、それが与える影響は広範囲にわたります。そういう意味でとても責任が重い仕事だと思います。

Y.C.

経理として会社の数字を世に出していくという役割ではあるのですが、どちらかと言えば、医薬品業界が今どうなっているのか、どんな状況なのか、ということにも気を配っているように思います。例えば、資金を調達するといったときにも、(銀行などの相手に)今の医薬品業界はどうなっているのか、その中で東和薬品がこれからどう成長していくのか、といった情報を集め、考えて伝える必要があるからです。

S.J.

東和薬品では、新薬よりも
飲みやすく、扱いやすい、高品質で付加価値の高い製品の創造に取り組んでいます。そういった取り組みを支えるために、私たち管理部門にも技術的な専門知識が求められることは少なくありません。そういった知識を把握した上で契約書を作成・審査し、また、法律相談に対応するためには、細かいことでも一つひとつ調べ、担当部署に確認することが必要となります。

O.N.

「東和品質」という言葉が指すのは、製品の品質だけではありません。私たち管理部門の扱う数字の正確さや、厳密さも「品質」だと思っています。

「東和品質」という言葉があるのですが、その品質というのは製品の質だけでなく、他の部分にも言えるのではないかと思います。「品質」というと製造現場や研究所のイメージがありますが、管理部門であっても、扱う数字の正確さ、厳密さといったものも「品質」のひとつだと自分は思っています。

S.J.

あと「真面目さ」「素直さ」
といったところも、東和薬品らしさかな、と思います。私が営業本部にいたときも、患者さんや医療機関の方の意見を聞いて、それを会社にフィードバックすることで製品が改良され、新しくなった薬を改めて提案する、ということがありました。それは、やはりいろいろな方からのお話やご意見を「素直に聞く」からできることなんじゃないかと思います。
入社当初からそういった素直さを持っている方もいますし、そうでない方もいます。半々ですね。でも、新人研修で東和薬品の取り組みを知ったり、現場を体験したりすることで、東和薬品らしさというものを自然と身に付けていくんじゃないでしょうか。

S.H.

医薬品という生命に関わる製品を取り扱う仕事だからこそ、素直さや誠実さを持って仕事に取り組むことが大切ですね。
私自身、素直さを持って日々学び、行動することで成長していると思います。それに、たくさんの方と接する仕事なので、自分の中に素直さや誠実さがないと、相手の方と心から話をすることができませんよね。思ったことを率直に言うことも大切ですし、ダメなことは駄目だと言う必要もあります。そういう意味でも、素直さというのはとても重要だと感じています。

S.J.

キャリア研修で社内のいろいろな方とお話をしたことで自分の中でのキャリアの考え方、選択肢が増えました。

「キャリアとは人生そのものを指し、”ワーク”と”ライフ”をともに考えるもの」と東和薬品では定義されています。つまり、会社の中でどうステップアップしていくか、だけではなく、ライフステージもキャリアのひとつとして考える、ということですね。現在、進められている働き方改革PJや、キャリア面談などは、それを意識するきっかけになっていると思います。ちょうど私は去年結婚したばかりなので、特に考えるようになりましたね。私は入社以来、ずっと同じ部署なので、そろそろ他の部署での仕事も経験したいな、とか。

S.J.

私は去年キャリア研修を受けた
のですが、長いキャリアを積んできた方や、同期でも普段はあまり関わりのない部署の方々と話をする中で、自分の中での選択肢やキャリアに対する考え方が変わってきた、という実感があります。選択肢が増えることで、どこに進むべきかと悩むことも増えるのですが、キャリア面談をするなかで真摯に話を聞いていただけるので、一つひとつ悩みを解消しながら、自分がやりたいと思う仕事をやっていきたい、と思っています。
法務というのはやはり専門性の高い部署なので、長く在籍している方が多く、自分も離れてしまうのはもったいないな、とこれまでは考えていました。でも、いろいろな方の話を聞いている中で、今まで培ってきた経験は他の部署でも活かせるのではないか、と異動することを前向きに捉えられるようになりました。他の部署でまた別の経験を積んで、法務部に戻って活かせれば、と思っています。

O.N.

毎日仕事をしていると、自分自身のキャリアをしっかりと考える、という時間はなかなか持てませんが、キャリア面談やキャリアビジョンシートを見直すといった機会を設けていただけるというのは、とても良いことだと思います。私自身、営業以外の仕事も経験したい、ということで手を上げて、現在の購買本部に異動することとなりました。
そういう意味では、東和薬品のキャリアに対する制度は、社員一人ひとりが希望する仕事にチャレンジするのをサポートする制度ということは、経験としても実感としても感じています。

Y.C.

※内容や経歴はインタビュー当時のものです。

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