プレスリリース

2018年05月11日

オキサリプラチン点滴静注の特許権侵害差止請求訴訟 勝訴確定のお知らせ

東和薬品株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役社長:吉田逸郎)は、当社が製造販売する抗悪性腫瘍剤オキサリプラチン点滴静注50mg/100mg/200mg「トーワ」(先発・代表薬剤:エルプラットR点滴静注液50mg/100mg/200mg)に関し、デビオファーム・インターナショナル・エス・アー(以下「デビオファーム社」)より提訴されておりました特許権侵害差止請求訴訟に関し、最高裁判所は5月8日付で、デビオファーム社の上告を棄却する旨の決定を行い、これにより当社勝訴が確定しましたことをお知らせいたします。

本訴訟は、上記当社製品がデビオファーム社の保有する製剤特許(特許第3547755号)(以下「本件特許権」)を侵害するとして、製造販売行為の差止め等を求めたものです。2016年3月30日付けの第一審判決(東京地方裁判所)に続く、2017年1月20日付の(知的財産高等裁判所)の控訴審判決を不服として、デビオファーム社が最高裁判所に上告及び上告受理申立を行っていたものです。

上記のとおり、当社製品の製造販売行為には、本件特許権を侵害するものではないことが確定いたしました。当社は引き続き、オキサリプラチン点滴静注50mg/100mg/200mg「トーワ」の安定供給に努めてまいります。

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