プレスリリース

2023年01月06日

年頭所感

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 昨今のジェネリック医薬品業界の品質や安定供給の問題で、関係者の皆様にご心配をおかけしております。「ジェネリック80%時代」となった今、品質面での安全性や安定供給は社会的責任であると考えております。現在自社で出来る範囲で増産を進めております。
 2021年度に120億錠だった生産能力を、新規設備の設置によりさらに強化し、22年10月頃から本格的に140億錠の生産能力になりました。今後175億錠体制にするべく、現在、第三固形製剤棟、第二無菌製剤棟、倉庫棟を建設中で、今年竣工予定です。

 当社の企業理念は、「私達は人々の健康に貢献します 私達はこころの笑顔を大切にします」です。この理念を実現するためにこれまでジェネリック医薬品を通じて病気の人を健康にする事業をおこなってきました。今後は、ジェネリック医薬品事業に加えて未病の人をそれ以上悪化させない、健康な人は健康を維持できるような事業を新たに展開していきます。

 当社には東和品質という考えがあります。東和薬品グループの提供していく製品、サービスは徹底した品質管理のもと、最新の技術で改良、改善を重ね、時代と共にその時々で最新、最高のものを追求し、医療関係者、患者、消費者の皆さんから評価され必要とされる品質、付加価値その他すべての要望に対して可能な限り対応し、製品総合力No.1の製品づくりをしていくという考えです。東和品質の製品サービスを世の中に提供することが、会社としての目的であり使命でもあるということを東和薬品グループ全員の共通認識として掲げています。

 今年は東和薬品グループにおいて、組織強化、グループガバナンス強化、人材育成に重点を置き、シナジー効果を最大限発揮できるように情報共有、認識合わせ、協力体制を敷き、「健康寿命の延伸に貢献する会社」となるべく取り組んでまいります。

 本年も一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社⻑ 吉⽥ 逸郎

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