人的資本

社員は会社にとって
重要な財産
東和薬品では社員は会社にとって
重要な
投資資源・財産であると
考えています。
私たちは社員一人一人の働き方
の改善と
健康への配慮を重視し、
より働きやすく活気
あふれる職場
環境を築くために努めています。
人材育成
東和薬品は、会社の企業基盤を強化するために「社員一人一人にとって、働きがいのある会社」であることを重要視しています。そこで、東和薬品は「キャリア形成支援」に取り組み、社員の働き方とキャリア開発を促進する取り組みを行っています。

■ 具体的な取り組み施策

キャリア形成支援
「人材育成」に関する取り組みとして「キャリア形成支援」を行っています。社員一人一人のキャリアの充実をサポート。自己理解とキャリアビジョン形成、業務理解と環境理解の促進、定期的な面談やコミュニケーション、キャリア選択肢の拡大を通じて、社員の成長と満足感のある働き方を実現します。
1.人材育成
- 管理職ポスト要件の整備
- 管理職の役割やスキル要件を明確化し、適切な人材を育成するための基準を設定します。
- 業務スキル要件の可視化
- 各部署の業務に必要なスキルや知識を可視化し、社員のスキル開発やキャリアパスの提示を行います。
- キャリアビジョンの形成
- 社員一人一人が自身のキャリアビジョンを持ち、自己成長を促進するための支援を行います。
2.働き方の多様性
- 業務の明確化
- 業務の目的や役割を明確化し、業務フローの最適化や効率化を図ります。
- ワークスタイル変革
- 在宅勤務の導入など、柔軟な働き方の選択肢を提供し、働き方の多様性を推進します。
- 仕事と育児の両立などの
多様な働き方の推進 - 社員が仕事とプライベートを調和させるための制度や環境整備を行います。
- 効率化した時間の有効活用
- 作業効率を向上させ、余った時間を自己成長や業務改善に活用できる環境を整備します。
健康経営の推進
東和薬品は、社員の健康を大切にし、組織としてのサステナビリティを追求することで、社会全体の健康づくりに貢献します。

健康経営宣言
当社は東和薬品健康保険組合と連携し、
社員とその家族の健康づくりを
重要な経営課題の一つとしてとらえ、
働きやすく活気あふれる職場環境の整備に
努めることを宣言します。
東和薬品株式会社
代表取締役 吉田 逸郎
当社は、企業理念として“私達は 人々の健康に貢献します 私達は こころの笑顔を大切にします”と掲げ、優れた製品とサービスを創造することによって人々の健康に貢献し、私達の企業活動を通して、患者さん・医療関係者の皆様・地域社会をはじめとするすべての方々にこころから喜ばれ、求められる企業を目指しています。
そのためには社員一人一人が心身ともに健康で、誇りを持っていきいきと働き続けられることが大切です。社員自らが健康について理解し、自身と家族の疾病予防や健康維持・増進に積極的に取り組めるよう、東和薬品健康保険組合と連携し、体と心両面のサポート体制の強化に努めてまいります。
【健康経営の目的】
当社グループでは、社員が当社グループの一員であることに誇りを持って働けるよう、職場の労働環境を整備し、社員のモチベーションや働きやすさの向上を目指すことを目的として、人材戦略の一環として健康経営の推進に取り組んでいます。
第6期中期経営計画(2024-2026)においても、「働きがいのある環境づくりと人材育成」のテーマとして「健康経営」を取り上げています。
【健康経営推進体制】
総務部衛生担当などの健康経営推進担当が運営主体となり、安全衛生担当者が出席し、健康経営推進について協議・情報共有する「全社安全衛生管理委員会事務局会議」(グループ会社も含む)を毎月開催し、年2回は経営層が出席する「全社安全衛生管理委員会」を開催しています。
また、各事業場の安全衛生委員会とも連携し、健康経営を推進しています。
【戦略マップ】

【健康経営の重点取組事項】
運動習慣や生活習慣の改善は様々な病気の発症リスクを低減させる効果があるとされることから、社員が健康でいきいきと働きつづけられるようにするためには、社員が自身の健康について考える機会を持つことが重要であると考えています。これらを重点課題として、以下のような取り組みを行っています。
この表は左右にスクロールできます。
取り組み項目 | 目的 | 目標値 | |
---|---|---|---|
1 | 健康リテラシー研修実施 ・全社員対象 |
・健康リテラシー向上 | 受講率90%以上 |
2 | 社員の健康増進に関する取り組みとして 「TOWA健康チャレンジ」を実施 ・身体機能測定等を行う社内イベント ・全社員対象 ・毎年開催 |
・運動習慣定着 ・生活習慣改善 |
参加率80%以上 |
3 | 特定保健指導率向上のための環境の整備 | ・生活習慣改善 | 特定保健指導実施率53.9%以上 |
【その他取り組み事項】
-
禁煙の取り組み
国内グループ会社全体で、休憩時間も含めた就業時間内の完全禁煙を実施しています。
-
女性特有の健康課題の啓発
「女性特有のがん」や「更年期障害」などの健康課題について、保健師による教育を行っています。 女性のがんについては早期発見の重要性を伝え、年に1度のがん検診受診を推奨しています。
-
定期健康診断の受診勧奨及び事後措置
社員の疾病発生予防のため、定期健康診断未受診者には受診勧奨メールを発信し、社員全員の健康診断受診を促しています。また、生活習慣病等の疾病の高リスク者に対して、重症化予防のため保健師から重点的にフォローを行っています。
-
ストレスチェック
毎年7月に実施し、保健師による高ストレス者のフォローや、組織分析結果の活用、外部相談窓口サービスを実施しています。また、ストレスチェックにより社員1人あたりのプレゼンティーイズムを把握し、改善につながる取り組みを行っています。
-
メンタルヘルスに関する研修の実施
職場でのメンタルヘルス問題の予防のため、年1回管理職を対象に「ラインケア研修」を実施しています。また、社員一人ひとりがストレスの対処法を学びメンタルヘルスを強化する目的で、年1回全社員対象に「セルフケア研修」を実施しています。 社内・社外の相談窓口についても、各種研修で周知を行っています。
-
時間外労働削減
働きやすい職場環境整備の一環として、全社的に時間外労働削減の取り組みを行っています。時間外労働の推移は経営モニタリング会議、全社安全衛生管理委員会事務局会議などで毎月報告し、時間外労働削減に対する意識向上を図っています。
-
有給休暇の取得
全社に向けて有給休暇取得の促進を呼びかけるなど、より社員が取得しやすい環境を実現すべく取り組んでおります。
【健康経営に関する指標】
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No | 指標 | 単位 | 2021 年度 |
2022 年度 |
2023 年度 |
---|---|---|---|---|---|
健康の維持・増進 | |||||
1 | TOWA健康チャレンジ参加率 | % | - | 79.8 | 75.3 |
2 | TOWA健康チャレンジ総合満足度 | % | - | 76.4 | 79.8 |
3 | 運動習慣者比率 | % | - | 27.0 | 28.8 |
4 | 適正体重維持者率 | % | 67.9 | 66.7 | 66.3 |
5 | 喫煙率 | % | 16.6 | 15.7 | 14.7 |
未病対策・重症化予防 | |||||
1 | 定期健康診断受診率 | % | 100 | 100 | 100 |
2 | ハイリスク者保健指導率(※1) | % | 100 | 100 | 100 |
3 | 精密検査受診率 | % | 68.6 | 72.4 | 66.6 |
4 | 糖尿病予防プログラム完了率 | % | - | 77.8 | 100 |
メンタルヘルスケア | |||||
1 | ストレスチェック受検率 | % | 97.0 | 98.1 | 98.0 |
2 | 高ストレス者率 | % | 16.5 | 13.7 | 13.2 |
働きやすい職場環境 | |||||
1 | 平均月間所定外労働時間 | 時間 | 28.0 | 23.0 | 23.0 |
2 | 有給休暇取得率 | % | 64.4 | 66.3 | 70.8 |
3 | 3年以内離職率 | % | 2.80 | 2.55 | 2.95 |
4 | 傷病による休職率 | % | 2.0 | 3.2 | 1.8 |
5 | 度数率(※2) | % | 1.233 | 1.039 | 1.318 |
パフォーマンス指標 | |||||
1 | アブセンティーズム(※3) | 日 | 1.4 | 1.0 | 1.1 |
2 | プレゼンティーイズム(※4) | % | 39.6 | 38.8 | 37.9 |
3 | ワークエンゲージメント(※5) | 偏差値 | 48.7 | 48.9 | 49.3 |
- ※一部項目は2022年度から取り組みを開始しています。
- ※1.ハイリスク者の認定は当社基準による
- ※2.営業車両事故および第三者行為災害を除く
- ※3.傷病休職制度の利用日数の全従業員平均
- ※4.WHO-HPQの絶対的プレゼンティーイズム(0~100点)を用いた従業員調査を実施。
実績値は損失割合を計算し、全従業員の平均を算出。
測定人数:3,325人 回答率:98.0% - ※5.ストレスチェック時にワークエンゲージメントを測定
測定人数:3,325人 回答率:98.0%