お知らせ
鹿児島大学および株式会社FOVEと「認知機能セルフチェッカー」に関する共同研究を開始
2023年07月26日
~生活習慣病リスク因子との関連性評価のエビデンス確立を目的に「垂水研究」に参加~
東和薬品株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役社長:吉田 逸郎、以下:東和薬品)は、視線追跡型VRデバイス「認知機能セルフチェッカー」に関して、国立大学法人鹿児島大学(所在地:鹿児島県鹿児島市、学長:佐野 輝、以下:鹿児島大学)および株式会社FOVE(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:唐木 信太郎、以下:FOVE)と共同研究を開始したことをお知らせいたします。
この度、鹿児島大学、FOVEおよび東和薬品は、鹿児島大学と鹿児島県垂水市をはじめとする関係団体が協力して取り組んでいる「垂水研究」において、プロジェクトに参加する中年層の垂水市民を対象に「認知機能セルフチェッカー」による認知機能評価をおこなうとともに、さまざまな健康関連指標との関連性について検討する共同研究を開始しました。本研究により、認知機能低下と生活習慣病等のリスク因子との関連性に関する知見の創出が期待されます。
東和薬品は、本共同研究を通じて、本測定法の精度向上およびMCI(軽度認知障害)リスク評価のエビデンス確立を目指してまいります。
本研究の概要
・研究期間 :2023年7月2日〜2024年3月31日
・研究目的 :認知機能セルフチェッカーによる認知機能評価と生活習慣病等リスク因子との関連性評価に関する研究
・研究対象者:鹿児島県垂水市在住者(たるみず元気プロジェクト・健康チェック参加者)
・研究実施者:研究実施責任者/牧迫 飛雄馬 教授(鹿児島大学 医学部)
研究技術サポート/株式会社FOVE
研究推進サポート/東和薬品株式会社
「認知機能セルフチェッカー」は、視線追跡型VRデバイス内で提示される複数の認知課題に対して、利用者の視線を分析することで客観的に認知機能を評価するサービスです。医療機関・利用者双方に負担が少なく、認知機能低下の早期発見につながるサービスとして、東和薬品はFOVEと連携して医療現場への普及に取り組んでいます。
以上