プレスリリース

2018年01月05日

年頭所感

 2018年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。

 昨年は、6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2017」(骨太方針2017)において、ジェネリック医薬品の数量シェア80%の達成目標の時期が示されました。また昨年12月には、薬価制度の抜本改革案の内容が示され、医薬品業界にとって非常に厳しい内容となり、医薬品業界は歴史的な転換期を迎え、大きく変化しようとしています。

 当社においては、昨年から医薬品卸との協業を開始しました。これまでの営業所や代理店を拠点として直接医療機関へお届けする直販体制と、医薬品卸を通じてお届けする2つの体制、「東和式販売体制」へとを大きく変更いたしました。また製造においては、2015年から行っている設備投資の最後となる山形工場の建設工事が間もなく完了となり、建屋としては3工場合わせて140億錠の生産能力が備わります。今後は販売数量にあわせて機械設備の導入を予定しており、2018年度には110億錠の生産能力を有します。

 本年度は、この大きな変化を機会と捉え、ジェネリック医薬品数量シェア80%目標の達成と80%時代以降においても選ばれる企業になれるよう一層の努力をしてまいります。引き続き東和薬品は安定供給、品質確保、情報提供の責務を高いレベルで果たし、患者様はじめ、医師、薬剤師の皆様にお応えしていきたいと考えております。

 本年も一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 吉田 逸郎

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