プレスリリース

2020年01月06日

年頭所感

 2020年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。

 昨年は、6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2019」(骨太方針2019)において、本年9月までを目標とするジェネリック医薬品の数量シェア80%の達成を実現するための取り組みを引き続き行うことが決定されました。一方、中長期的な業界環境については、「薬価制度の抜本改革に向けた基本方針」に基づく薬価制度改革による影響や、全世代型社会保障検討会議における社会保障制度全体に係る抜本的な議論の影響など、大きな変化が予想されます。

 本年、当社は「中期経営計画2018-2020 PROACTIVE」の最終年度を迎えます。コア事業である国内ジェネリック医薬品事業については、数量シェア80%達成後においては「安定供給の継続は社会的責任である」という認識のもとに、さらなる安定供給体制の構築を進めてまいります。新規市場への進出については、昨年12月23日に発表したスペイン ペンサ社の買収合意についての取り組みを進めるとともに、事業を着実に運営できるグローバル体制の確立、世界中の患者様へ東和薬品グループの付加価値製剤を提供するための体制づくりを進めてまいります。また、新規事業の創出については、昨年発表した、国立循環器病研究センターとの共同研究やユニバーサル・サウンドデザイン株式会社の対話型支援機器「comuoon」の販売など、薬物治療だけに留まらず、「健康寿命の延伸に貢献する会社」となるべく取り組みを進めてまいります。

 引き続き当社グループはいつの時代にも世の中や地域社会に必要とされる企業を目指して一層の努力をしてまいります。

 本年も一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 吉田 逸郎

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