お知らせ
視線追跡型VRデバイス「認知機能セルフチェッカー」新潟医療福祉大学およびFOVE社との共同研究を開始
東和薬品株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役社長:吉田 逸郎、以下:東和薬品)は、視線追跡型VRデバイス『認知機能セルフチェッカー』に関して、MCI(軽度認知障害)のリスク評価を目的とした共同研究を、新潟医療福祉大学(所在地:新潟県新潟市、学長:西澤 正豊)および株式会社FOVE(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:唐木 信太郎、以下:FOVE)と開始することをお知らせいたします。
■目的
『認知機能セルフチェッカー』の信頼性と妥当性を検証するとともに、MCIのリスク評価について検証するために本共同研究を実施します。過去の研究を通じ、本測定法は既存検査法の「MMSE」「MoCA-J」のスコアと高い相関性が確認されており、簡便に認知機能の状態評価が行えるサービスとして有用であることが示唆されています。より多くの研究データを蓄積し、信頼性と妥当性を検証することで、評価アルゴリズムの精度の向上が期待されます。
■本共同研究の概要
・研究期間:2023年1月1日~12月31日
・研究目的:認知機能セルフチェッカーによる軽度認知障害のリスク評価に関する研究
・研究実施者
研究実施責任者:児玉 直樹 教授(新潟医療福祉大学 医療技術学部)
研究協力者 :浦上 克哉 教授(鳥取大学 医学部)
研究技術サポート:株式会社FOVE
研究推進サポート:東和薬品株式会社
協力医療機関 :総合リハビリテーションセンターみどり病院
川瀬神経内科クリニック
辻内科循環器科歯科クリニック
■今後の展開
新潟医療福祉大学、FOVE及び東和薬品は、より多くの被験者を対象とする多施設共同研究を計画しています。より多くの研究データを得ることで、研究の質が高まるとともに本測定法の精度の向上を目指してまいります。
東和薬品は共同研究を通じて、MCIのリスク評価のエビデンスの確立を目指すとともに、「認知機能セルフチェッカー」の普及を通じて、社会課題の解決に寄与してまいります。
◆「認知機能セルフチェッカー」について
視線追跡型VRデバイス内で提示される複数の認知課題に対して、回答時の利用者の視線の動きを分析することで、客観的に認知機能を評価するサービスです。
詳細は、以下URLをご参照ください。
https://www.towayakuhin.co.jp/healthcare/lp/selfchecker/
<新潟医療福祉大学について>
全国でも数少ない、看護・医療・リハビリ・栄養・スポーツ・福祉・医療ITを学ぶ6学部13学科の医療系総合大学です。この医療系総合大学というメリットを最大限に活かし、本学では、医療の現場で必要とされている「チーム医療」を実践的に学ぶことができます。また、全学を挙げた組織的な資格取得支援体制と就職支援体制を構築し、全国トップクラスの国家試験合格率や高い就職実績を実現しています。さらに、スポーツ系学科を有する本学ならではの環境を活かし、「スポーツ」×「医療」「リハビリ」「栄養」など、スポーツと融合した学びを展開しています。
所在地:新潟県新潟市北区島見町1398番地
URL :https://www.nuhw.ac.jp/
<株式会社FOVEについて>
所在地:東京都港区北青山2丁目7-26 Landwork青山ビル 518
設立:2014年5月
代表取締役:唐木 信太郎
事業内容 :・VRヘッドセット及び視線追跡技術を利用した医療機器・ヘルスケア機器開発
・VRヘッドセット及び関連ソフトウェアの販売
・VRヘッドセット開発及び視線追跡技術活用に関するコンサルティング及び技術ライセンスの提供
URL:https://fove-inc.com/
<東和薬品株式会社について>
東和薬品は、患者さんの経済的負担や国の財政負担の軽減に貢献するジェネリック医薬品の普及に向け、研究開発・製造・販売を行うジェネリック医薬品の総合メーカーです。また、「人々の健康に貢献する」という企業理念のもと、「健康の維持」や「病気になる前の状態(未病、MCIなど)を健康な状態に戻す・または悪化させない」といった健康に関する取り組みをおこなっています。「健康寿命の延伸」に貢献し、いつの時代も世の中や地域社会に必要とされる企業を目指します。
詳細はこちらをご参照ください。 https://www.towayakuhin.co.jp/
以上