くすりのあしたを考える。東和薬品

株主・投資家の皆様へSHAREHOLDERS AND INVESTORS

ご挨拶

東和薬品はジェネリック医薬品の専業メーカーとして、長年その研究開発・製造・販売に専心してまいりました。超高齢社会を迎えた今、社会保障費、医療費のさらなる増大に対して、医療の質を落とさず、医療費抑制に効果のあるジェネリック医薬品の持続的な安定供給の維持に努めています。

また、健康寿命の延伸に貢献できるような新たな事業にも取り組み始めております。

東和薬品は、ジェネリック医薬品の「安定供給」「品質確保」「情報提供」を充実していくことはもちろんですが、3つの独自の戦略で成長を目指しています。

一つ目は、「付加価値製剤」の開発です。「RACTAB技術」に代表されるような、患者さんが服用しやすく、医療現場で扱いやすい付加価値製剤の研究開発に注力しております。

二つ目は、「適正価格販売」です。付加価値製剤など東和ブランドを活かしつつ、製品価値を維持できるように努めています。それにより、製品ライフサイクルの継続と、中長期的な利益の確保が可能になると考えております。

三つ目は、「東和式販売体制」です。全国の営業所や代理店を拠点として、直接医療機関へお届けする直販体制と、医薬品卸を通じてお届けする2体制を敷くことで、より多くの医療機関へのニーズに応えられます。東和薬品はジェネリック医薬品の本格的な使用促進に対応できる体制を構築しています。

これらの独自の戦略は、東和薬品の特徴であり、同業他社とは明確に異なるものと考えておりますので、東和薬品を複数ある日本のジェネリックメーカーのうちの1社としてではなく、ユニークな企業としてご認識いただければ幸いに存じます。

また、新規市場への進出として、海外グループ会社を通じて世界中の患者様へ東和薬品グループの付加価値製剤を提供するための体制づくりを進めてまいります。

そして、薬物治療だけに留まらず、これまでに培った知見や技術の活用だけでなく、新たな技術の獲得やまったく新しい知見や技術との融合を図り、新しい医療体制に対応した健康関連事業の創出にも注力していきます。

IRにおきましては、ウェブサイトなども活用し適時適切な開示に努めるとともに、アナリスト説明会、個人投資家説明会、IRメールの活用など、さまざまな手段を用いて、株主・投資家の皆様に東和薬品の経営状況をタイムリーにお伝えし、正しくご理解いただけるように努めております。

東和薬品では、いつの時代も世の中や地域社会に必要とされる企業を目指して一層の努力をしてまいります。今後とも、東和薬品をよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 吉田逸郎
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