IR・投資家情報

統合報告書

統合報告書 2023
環境への取り組み

地球環境および
労働安全衛生の
さまざまな課題に
取り組む

管理本部
環境安全管理部長

牧野 薫

特 集
03

中長期の観点からCO2排出削減などをグループを挙げて着実に進めていきます。

グループ全体の持続可能な成長に貢献

環境安全管理部のミッションは、地球環境保全および社員の安全のグループ目標を定め、グループ全体で活動を推進することです。2022年度には省エネ診断を実施し、温室効果ガス排出量削減の中長期目標および中期ロードマップを策定しました。2023年度からはロードマップ実現に向けた削減施策を進めています。

社員の安全については、労働災害の個別フォロー、内部監査、リスクアセスメントを重点に活動を行っています。また、化学物質の作業者への曝露防止にも注力しており、医薬品原薬のSDSは現場用にビジュアル版を作成し、活用しています。

今後は、サプライチェーン全体での地球環境対策にも取り組みます。グループ全体でのこれら活動が、持続可能社会および、当社グループの成長に貢献することを目指しています。

東和薬品グループ 環境安全方針

脱炭素社会に寄与する
ロードマップを策定

地球環境問題への取り組み、社員の安全および健康は重要な経営課題のひとつであり、当社ではグループを挙げて課題に配慮した活動を展開しています。2022年4月には、環境保全および労働安全衛生の活動を強化するために環境安全管理部を新設しました。同部門は環境管理・地球環境、化学物質管理、労働安全衛生の3分野について、グループ全体を統括する専門組織となります。

環境管理・地球環境分野では、TCFDプロジェクトの中核を担い、地球温暖化に伴う気候変動関連リスクや収益機会の情報開示を行います。また、当社グループの脱炭素へ向けたロードマップを作成し、実現に向けた取り組みを開始します。

化学物質管理分野では、工場や研究所で使用する化学物質の適正管理や法規制対応、高活性化合物の曝露防止などについて、全社ルールを整備しています。
さらに、労働安全衛生分野では、労働災害の再発防止に向けた仕組み構築や教育を進めます。

また、2023年度からは新たに定めた「東和薬品グループ環境安全方針」に基づき、地球環境と職場の安全に配慮した活動をさらに推進していきます。

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